R.K.ガイ著「数論〈未解決問題〉の事典」(改版の分厚いほう)の問題F23(p382)で、2^mと3^nの比較の問題があります。正の整数nとmをうまく選んで、この2数の比を1に接近させるというもので、
3^12/2^19≒1.0136・・・≒1+1/73
が例示されています。(差は約7000)
では、2、3の代わりにe、πではどうなるか?は、正常なひとなら考える自然な疑問。
さっそく手動実験。n、m≦100の範囲では
π^76/e^87≒0.99947・・・≒1-1/1892
がベストスコアと思われます。(by EXCEL)
どちらの組合せでもいいんですが、つぎの疑問が浮上。
Q1:比は限りなく1に近づけるの?
Q2:差は限りなく0に近づけるの?
Q1はおそらくYesなんでしょうが、Q2は"はてな”です。1例目の差は約7000でしたが、2例目の差は、・・・実に・・・おおきい。あっさりと、
π-e=0.42331・・・
が0への最接近解かとも思えてしまいます。
さて、真相や如何に。