バーゼル問題からの脱線

数学好きには周知のバーゼル問題「平方数の逆数和は何」は、

     \zeta (2)=\sum^{\infin}_{n=1} {1\over{n^2}}={\pi^2 \over 6} =1.6449\dots

が解となり、これまた愛好者がおおい数式。愚生もそのひとり。

 

ここで少々脱線して、バーゼルを調べてみる。

スイス北部のまちで、ドイツ、フランスにも接している「三国国境」、ドライレンダーエックとかいう記念碑もあるという。

 

三国の境はふつうにありうるが、では、四国国境や国内県境版はあるのか?は、

自然な疑問。(かな?)

 

日本では、栃木、茨木、千葉、埼玉各県のところの渡良瀬遊水地が、四県県境の

近似解と。三県県境間の距離が、Gマップ上の目測でざっと2km。

 

世界では、アフリカ南部に、その距離150mとかいう2つの三国国境があると。

また、アメリカのコロラド州ほか3州で、4州州境が実在するとか。

 

以上、Wiki等による情報ですが、この手の脱線も興味深いですねー。

中高生くらいの数学の授業でも、公式や証明の受験テク以外に、

これくらいの脱線バナシがあれば、数学≒地理もありだなぁと

感じてもらえるのではと思っています。 全国の先生方、よろしく。

 

しかしながら、現世界は国境あらそい。

いつの日か、世界の国境が日本の県境くらいの感覚になる日が来ることを

念じております。